友の会担当常務委員
泉賢太郎
千葉大学教育学部
今期から化石友の会担当の常務委員を拝命いたしました。普段は千葉大学教育学部で准教授をしております。「顕生代を通じた地球表層環境の変遷と、それに対する生物の応答様式の解明」を大目的として、様々な時代・様々な地域の地層、及びそこに含まれる化石を研究してきました。それに加えて最近では、遺伝子を調べたり飼育実験をしたり数理モデルを作ったりするなど、様々なアプローチを総合的に駆使した古生物学の研究にも魅力を感じております。友の会の会員の皆様方と積極的に交流していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
幹事
相場大佑
深田地質研究所
文京区にある公益財団法人 深田地質研究所に研究員として勤めています。大学では数学を専攻していたのですが、化石を通して大昔の生き物に直接触れることができる古生物学の魅力にはまり、大学院から古生物学の研究を始めて、北海道の三笠市立博物館の学芸員を経て今に至ります。専門の化石はアンモナイトで、彼らがどのように生きていたのか、どのように進化したのかを明らかにする研究を進めています。夢はアンモナイトの本体を見つけることです!皆様が化石や古生物学をもっと楽しめるよう、何かお手伝いができればと思っています。
幹事
奥村よほ子
佐野市葛生化石館
栃木県にある佐野市葛生化石館の学芸員をしています。専門は古生代の微化石ですが、石灰岩から見つかる化石を色々調べています。子供の頃から博物館に通っていた、博物館大好きっ子でした。その影響から古生物学へ進み、現在にいたっています。まだまだ分からないことがいっぱいで日々勉強です。皆さんと一緒に学んでいけたらと思っています。
幹事
辻野泰之
徳島県立博物館
徳島県立博物館で地学担当の学芸員をしております。おもに白亜紀アンモナイトの分類や進化に興味があり、研究を続けておりますが、最近は、徳島県勝浦町で発見された恐竜化石についても発掘調査を進めています。化石友の会幹事も5期目になります。コロナ禍の期間は、化石友の会の交流も、オンライン上に限られておりましたので、今後は、以前のように、実物の化石を見て、触って、感じることができる催し物ができればと思います。よろしくお願いいたします。
幹事
半田直人
滋賀県立琵琶湖博物館
滋賀県立琵琶湖博物館で古脊椎動物学担当の学芸員をしています。専門は新生代の陸生哺乳類の分類学で、地質時代にどこでどのような種類の哺乳類が生息していたのか探っています。友の会の会員の皆様と共に、古生物学や地球科学の面白さを共有できるよう尽力したいと思います。どうぞよろしくお願いします。